どうしているのかな、さようなら

あなたに恋をして


2度とこんなに好きにならないと

思ったのに


突き離してしまう

やめられない


好きだから


声がこんなに好きだとか


全部好きだとか


思って


愛してるって私が言うと


とても喜んでるの

わかったのに


突き離してしまう事

やめられない


正直、あなたの事思うと

疼くような感じ


受け入れたくて

愛おしくて


忘れられないのに


突き離してしまう事

やめられない



私があなたに

鍵をかけようと決めた日は


怖い夢を見たせい


確か


あなたを想って空を見上げると


届く事はない

だって私自身がそれを見下ろしていて


願いを遮っていたの


そして太陽を浴びて


ペラペラの紙姿になって

生きていかなければならない


哀れな私がいて


もうやめようと思ったの




あなたが一番好きだった映画を借りて


返却ギリギリになって観てみた



私達はお互いに多分

運命だって思ったはずなのに


あれが嘘だったなんて

あなたも信じる?そんな訳ないよね


全部

わかってたこと


でも側にいなければ

なんの意味もない


私はまだ忘れられないけど


あなたにとっては

どうなんだろう



新しい恋をしようと

新しい人を見つけたよ


あなたの声が聞こえる


声で人を認識してるほど感じるの


なのに


あなたはもういない


それだけ


それだけの話なんだけど

長くなって


何度繰り返しても好きになれない


辛いから


だから好きにならない


突き離してしまうよ


この終わりはまた今度


たった一行


それでいいのかもしれない


なんて

言いたくないから